日本茶の新ブランド「CraftTea.tokyo」10/23(金)より川根本町産茶葉の仕入れを開始
川根本町産の高品質なシングルオリジン茶葉の仕入れを開始
「事業を通じて地域課題を解決する」を経営理念に2020年1月6日に設立された株式会社KAWANEホールディングス(代表取締役:迫洋一郎、所在地:静岡県榛原郡川根本町)は、川根本町内の生産者・茶商から仕上げ茶の仕入れを開始します。
「CraftTea.tokyo」は、単価の下落が続き、疲弊している茶業界を活性化するために、価値あるお茶を適正価格で販売することにチャレンジしています。10日10日(土)に「サブスクスタンドフラット」(東京都新宿区)で開始したテスト販売では、開始から10日間の会員獲得ペースが予想を上回っており、予想以上のニーズがあることが確認できました。
このままでは高品質なシングルオリジン茶葉の不足が予想されるため、新たなパートナーになっていただける生産者・茶商の開拓が急務となりました。
そこで、KAWANEホールディングスが本社を構える静岡県榛原郡川根本町内の生産者・茶商に協力を仰ぎ、10種類のお茶を10kgずつ仕入れます。仕入れたお茶は順次、上記店舗にて販売していきます。
【CraftTea.tokyoとは】
全国の生産者・茶商からシングルオリジン(農場や生産者、品種や精製方法などの単位で一銘柄としたもの)のお茶を仕入れ、販売するブランド。ただ緑茶を販売するだけでなく、「上質で美味しいお茶を、いつも通る便利な場所で注いでくれるサービス」を提供し、手軽に日本茶が飲める機会を創っていきます。HP
【仕入れ要件】
<仕入れ条件>
・川根本町産の荒茶を使用していること
・仕上げ茶であること
・シングルオリジンであること
・生産者・茶商の名前を開示いただけること
<取引量・価格>
・想定仕入れ価格:3,000〜10,000円/kg程度
・初期仕入れ量 :最低仕入れ量1kg、最大仕入れ量10kg
<仕入れたお茶の用途等>
・CraftTea.tokyoの販売店舗で抽出し、飲み物として販売する
・50℃でじっくり抽出する
・販売する際、生産者・茶商のPRする
・購入者から好評を得た仕上げ茶は、継続的に仕入れる
【仕入れ手順】
・サンプル100gの送付(その際、商品名、品種、今年度の販売可能量、希望卸価格、お茶の特徴の説明文、を添付する)
・テスト店舗を運営しているfavy社と協議の上、仕入れ可否を決定
・その後、取引条件を協議
※サンプルの送付期限は11月15日着まで
<サンプル送付先>
428-0414
静岡県榛原郡川根本町東藤川1013-1
株式会社KAWANEホールディングス 仕入れ担当宛
<仕入れの判断基準>
・美味しいと感じる
・個性的(他のちがった特徴を持つ)と感じる
【販売店舗】
店舗名:サブスクスタンドフラット(サブスプリクションでドリンクを販売するお店)
所在地:東京都新宿区西新宿1丁目西口 小田急エース北館地下街1号 39番区画
※今後、順次販売店舗数を増やしていきます
【提供方法】
マイボトルを持参した方に、温度50℃でじっくり抽出したお茶とティーパック(4g)を提供します
【背景】
茶業を取り巻く状況は、栽培面積・生産量の減少、茶価の低迷、それに伴う後継者不足に見舞われ、急速に耕作放棄地が増加するなど、悪化の一途をたどっています。静岡県をはじめ日本全国には歴史ある茶の産地が多数あり、そこには「上質なお茶を作る技術」があります。しかし、このままでは、廃業とともに数百年の歴史を持つその技術が失われてしまう。そのことに対し、私たちは強い危機感を抱いています。
この現状を打破するために、favy社に協力を依頼し「上質なお茶」を「適切な価格」で「たくさんの人に届けられる」月額定額制サービスのテスト販売を10月10日にスタートしました。スタートから10日が経過し、当初の計画よりも会員獲得のペースが早く、予想以上のニーズがあることが確認できました。1店舗あたり、月間50〜60kgの上質な茶葉を、適正価格で仕入れることができる事業モデルが実現できる目処がたったため、今後の店舗拡大を見据えてお茶の仕入れを順次拡大していきます。
「CraftTea.tokyo」は、飲み方や美味しさを新しい形で発信することで、「お茶離れ」している現代人に本当のお茶の味を知っていただき、「お茶のある日常」を取り戻します。そして、新しいお茶の需要を生み、生産者に還元できるだけの利益を確保することで、茶産業全体を持続可能なものにしていきます。